FAQ よくあるご質問

よくあるご質問

スイカ

スイカの発芽を良くするにはどうすれば良いですか?

・播種床の水分は適正かどうか確認してください。水分不足はもちろんですが、水分過多でも発芽は抑制されます。

・温度は足りているか確認をしてください。25〜28度が適温です。早い作型の無加温条件では発芽が遅れたり揃わなかったりします。

・遮光はできているか確認をしてください。地表を新聞紙などで覆えば十分です。ただ、発芽の揃いが悪い場合、先行して発芽したものを徒長させたくないといって遮光を外すと、残りのものの発芽は抑制されます。

どちらを活かすか割合で判断してください。また、無加温条件では、遮光しすぎると太陽光の熱が利用できず、温度不足になることにも注意が必要です。

スイカの種子の皮かぶりを防ぐにはどうすれば良いですか?

地上まで種皮が残ると、子葉の展開が遅れます。味きららや種無しスイカなどの種皮の厚い品種に起こりやすいです。対処法は、深く播種する、水分を多めにする、発芽温度を上げる(いずれも発芽が阻害されない程度に)、などがあります。

スイカを播種後、カビが発生した。子葉が腐ってきた。

まずは培土の確認をしてください。きちんと消毒された播種床を使っていない場合に起こりえます。きれいな培土を使えない場合は、播種時にオーソサイドなどの殺菌剤を処理してください。
また、発芽後の灌水量、温度、光量が適正か確認を確認してください。水分過多、低温、低日照で起こりやすいです。

スイカの子葉が奇形、白い斑が入っていますが問題ないですか?

未熟種子や奇形種子はこのようになることがあります。発芽後の灌水量、温度、光量に気をつけ細菌などに冒されなければ、本葉以降は正常に戻ります。

スイカを育苗中、三つ葉の子葉がありました。問題ないでしょうか?

三つ葉は遺伝的に生じる場合がありますが、問題はありません。

スイカの子葉に褐色の斑点があります。病気でしょうか?

褐色の斑点は低温障害であり、早い作型の場合起こりえます。暖めている播種床に冷たい水を灌水したり、冷気が入るなど急激な低温条件でのショック症状と考えれば良いです。正常の生育に戻ります。病徴ではありません。

スイカの台木には、どの台木を使ったらいいですか?

早い作型はFR不死鳥、遅い作型はFRボクサーもしくは新土佐の使用をおすすめします。

スイカを定植したら枯れ始めました。何が問題でしょうか?

問題としては、育苗時の低温慣らしが不十分、接ぎ木がうまくいってない、徒長苗をすぐに定植した、肥料が濃すぎて肥料焼けした、マルチ下の水分が少なすぎる、などの可能性が考えられます。

スイカの摘芯のタイミングはいつですか?

定植と同時に行なうと活着が遅れるので、定植日から2~3日ずらしてください。

スイカが着果しない、落果する場合どうすれば良いですか?

問題として、草勢が強すぎる、交配した雌花が悪かった、草勢が弱すぎる、などが考えられます。
草勢が強すぎる:巻ひげごと整枝して草勢を落ち着かせる。湿度を下げる管理(開放量を多くする)を行なう。
雌花が悪かった:子房が小さい、果柄がまっすぐなものには交配しない。 草勢が弱すぎる:湿度を上げる管理をする、次の花に送る。

スイカの摘果のタイミングはいつですか?

こぶし大くらいで行なってください。鶏卵大ではまだ早く、摘果後の変形の恐れがあります。

スイカの二次肥大、ウルミ果の発生を抑えたい場合の管理のポイントを教えてください。

収穫までの草勢の維持が全てです。成り疲れが起きそうならば早めに液肥の葉面散布や管注を行なってください。ハウストンネルの作型であれば、一次肥大期以降は、涼しめの管理をしてください。
また、草勢が強すぎる場合は、開放量を減らし暑めの管理で草勢を抑えたり、つる先の太い側枝の整枝をしたり、つる先を踏むようにしましょう(病気に注意)。

スイカの収穫のタイミングはいつですか?

積算温度で算出します。交配日が把握できない場合、打音で判断してください。カンカンと高い音だとまだ早く、ボンボンと低く響く音だと遅いです。ポンポンとほどよく響くくらいが良いです。

カボチャ

カボチャの摘芯はした方がいいですか?

抑制の親1本仕立てでない限り、基本は摘芯を行なってください。

カボチャは株元に着果させてもいいのでしょうか?

品種によりますが、3番花以降の方が肥大しやすく、収量が上がります。

カボチャの収穫のタイミングはいつですか?

積算温度で算出します。開花日が把握できない場合、果梗部のコルク化の割合が5〜8割以上、果皮の光沢が無くなりくすむ、果皮に爪を立てても傷がつかない、などを目安に収穫しましょう。

カボチャが追熟中に腐敗してしまいました。何に気をつければ良いでしょうか?

キュアリングの条件は、直射日光のあたらない、風通しのよい所です。カボチャをあまり積み上げすぎると、風通りが悪くなります。平置きなら3段、ピラミッド状置きでも5段が限度です。
また、収穫の際、果梗部の切り口から雑菌が入りやすい条件(雨天時の収穫、切り口に土が付いた、果梗部を短く切る)であると、中から腐敗しやすくなります。

キャベツ

キャベツがうまく結球しません。

結球にはある一定の葉枚数の状態で一定の気温に遭遇する必要があります。その条件をクリアできる日数を計算し、結球に至るよう作型表を作成しています。
カタログに記載されている播種時期を守って栽培してください。

キャベツが、花が咲いてしまい、結球しません。なぜでしょうか?

春播き栽培時によくある質問です。花芽分化の条件として、低温にある一定期間遭遇する必要があります。播種・定植を早く行い、結球に至る前に花芽分化の条件を満たしてしまったと考えらます。条件は品種によって大きく異なるため、品種によっては春播き栽培に適さない品種もあります。
カタログに記載されている播種時期を守って栽培してください。

ブロッコリー

ブロッコリーの花が咲いてしまいました。

収穫遅れが原因です。
ブロッコリーは蕾の集まりを食用部位としています。そのため、収穫せずに放置しておくと、花茎が伸びて蕾が開花してしまいます。適期収穫に努めてください。

キュウリ

キュウリのツルは伸びているのに実が成りません。どうすれば良いですか?

雌花の状態を確認してください。
雌花が咲いた形跡はあるが枯死している→葉やツルが繁茂して雌花に十分な光線が当たっていないと雌花が枯死する事があります。適宜、摘葉・整枝を行い通風と採光を図りましょう。
雌花がない→品種によっては雌花の着生が遅いものがあります。もうしばらく様子を見てください。また、播種期によっては(6~8月)主枝・側枝ともに雌花の着生が減少することがあります。

ダイコン

ダイコンが岐根になってしまいました。何が原因でしょうか?

ダイコンの根が土中で伸長するときに障害となるようなものに遭遇すると岐根になります。根が石や土に馴染んでいない肥料の塊りにあたると根が傷つき岐根になります。畑の石は出来る限り取り除きましょう。また、畑は播種の1週間前までには準備しておきましょう。

ダイコンが栽培中に割れることがあります。何に気をつければ良いでしょうか?

栽培期間中に割れる時は窒素肥料が多い可能性があります。元肥を減らし、葉色や根の肥大の様子を見ながら追肥するようにしましょう。
雨あがり直後の収穫や地下水位の高い圃場では収穫時にダイコンが割れることがあります。晴天時の昼以降に収穫すればダイコンの割れを防ぐことができます。

ハクサイ

ハクサイが結球しませんでした。何が原因でしょうか?

ハクサイの生育適温は20℃前後です。この生育適温期に十分に外葉が形成され、結球態勢に入っていないとしっかり結球できないことがあります。播種の遅れや定植の遅れで生育遅れをまねかないように作型表を参考に播種期を守ってください。

ニンジン

ニンジンが発芽しません。原因は何でしょうか?

ニンジンは乾燥に弱いため、発芽までは十分な潅水が必要です。乾燥を防ぐため、ワラいらずなどを被せるとよいです。好光性種子のため、覆土は薄めにしましょう。

ニンジンでマタ根が多いです。原因は何でしょうか?

畝を作る際の耕耘が不十分なのが原因です。

ニガウリ

ニガウリが交配時に雄花がなく交配できません。

長福や円福など雌花率の高い品種で起こります。雌花率の低い品種を数株一緒に植えるとよいでしょう。

ニガウリが着果しません。原因は何でしょうか?(家庭菜園)

ニガウリは受粉しないと着果しないため、手交配やミツバチを利用した交配が必要です。

キャンディーランタン

青果が甘くありません。甘くするにはどうすれば良いでしょうか?

生育初期は根からの吸収養分に頼って生育が進行するため、葉からの同化養分が少ないため低糖度となります。生育ステージを進め葉からの同化養分を増やしましょう。また、生育ステージが進むと過繁茂が原因で日照不良となり同化養分の蓄積が上手くいかないことがあります。剪定や誘因によって日当たりの改善を行ってください。

未熟果が落下してしまいます。何か対策はありますか?

栄養生長の過剰が原因で未熟果の落下している場合、摘芯作業により成長点を減らし栄養供給を果実に集中させてください。
また、ホウ素の欠乏により離層形成が助長され、落下しやすくなることが報告されています。
土壌成分が少ない場合は毛根の増加が抑制され、生育不良となります。
誘因作業や風などの不可抗力で落下することもあります。
丁寧な作業、防風などの対策を立てましょう。

青果が裂果してしまいます。原因は何でしょうか?

過乾燥状態からの潅水による急激な給水が原因です。過乾燥状態にならないよう潅水頻度を多くし、一回の潅水量を少量にしましょう。

出ベソ果ができてしまいます。原因は何でしょうか?

カルシウム欠乏が原因です。潅水不足による吸収不良、または硝酸体窒素の過剰による拮抗で吸収不良となるため発生します。また、カルシウム欠乏によるガクの生育不良も原因です。

果皮が固いのは何が原因でしょうか?

生育初期には窒素過剰により果皮の固い青果が発生しやすくなります。追肥を遅らせるなどして供給を減らしましょう。
また、水分不足による肥大不良が原因で発生します。こまめに潅水しましょう。

取扱・購入方法

プロ向け品種としてこちらのサイトで紹介されているもので、大和農園オンラインショップにはない種子を直接購入するには?

大和農園オンラインショップで取り扱いのない商品については直接ご購入いただくことができません。お近くの種苗店もしくは農協へお問い合わせの上ご注文ください。弊社商品の取り扱いがあるお近くの種苗店はこちらのページからお調べいただけます。

苗について

苗の取り扱いはありますか?

取り扱いございます。ポット苗とセルトレイ苗の規格で生産しております。取り扱い品種については、小冊子「たねえらび」の春号(奇数No.)でご紹介しておりますので、ご確認ください。

「たねえらび」に掲載されているもので、大和農園オンラインショップで取り扱いのない品種の苗を直接購入することはできますか?

大和農園オンラインショップで取り扱いのない商品については直接ご購入いただくことができません。お近くの種苗店もしくは農協へお問い合わせの上ご注文ください。弊社商品の取り扱いがあるお近くの種苗店はこちらのページからお調べいただけます。
弊社からの出荷単位はケース単位となっております。最低出荷単位はポット苗で48本(24本/トレイ×2品種)、セルトレイ苗で1トレイからとなっております。
なお、苗は受注後の生産となります。播種期を過ぎたご注文についてはお受けできない場合もございますので予めご了承ください。

大和農園オンラインショップ、もしくは「たねえらび」に掲載のない品種の苗を注文する事は出来ますか?

セル苗のみご注文をお受けしております。ただし、一回の出荷が規定本数以上のご注文に限ります。詳しくは営業担当までお問い合わせください。

青果出荷用シール(レッテル)

青果出荷用シール(レッテル)の取り扱いはありますか?

取り扱いございます。一覧ページをご覧ください。

青果出荷用シール(レッテル)を購入するにはどうすればよいでしょうか?

お近くの種苗店もしくは農協へお問い合わせの上、ご注文ください。弊社商品の取り扱いがあるお近くの種苗店はこちらのページからお調べいただけます。

青果出荷用シール(レッテル)がうまく貼り付きません。

栽培中に青果に付着したチリやホコリ、ブルームなどにより青果への粘着が不十分になる場合があります。青果を布などでよく拭き再度お試しください。また、シールの保管状況によっては粘着力が失われている可能性があります。保管は直射日光を避け、高温・乾燥した環境で保管しないようご配慮ください。
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